蜂の子はうつ病改善にも役立つ

うつ病は、仕事熱心で責任感が強いなど、活き活きとしているように見える方が、ストレスや環境の変化をきっかけにして発病する場合が多いです。一見前向きに思える昇進や引っ越しなども、うつ病のきっかけになるケースがあるといわれます。現代人にとって身近なうつ病に、蜂の子が有効であることが分かってきました。ここでは、蜂の子がうつ病に効く理由をご紹介しましょう。

うつ病に有効な蜂の子の成分

うつ病患者は、喜びや安らぎを感じさせる脳内の神経伝達物質の働きが弱まっていることが判明しています。蜂の子には、神経伝達物質の材料となる必須アミノ酸、脳の活動を活発にするビタミンB群、自律神経の働きを整えるコリンといった有効成分が含まれ、うつ病の改善に有効です。

中国では漢方の一種、日本では地方の珍味として、蜂の子は古来より愛されてきました。自然の産物である蜂の子は、医薬品で治療するよりも体に優しく、うつ病の改善に働きかけてくれるのです。

神経伝達物質のもとになる必須アミノ酸

蜂の子には、体内で合成できない9種類の必須アミノ酸が全て含まれています。中でもトリプトファンは、神経伝達物質「セロトニン」を作るために必要な栄養素です。セロトニンは、興奮や不安感を鎮め、安らぎや精神の安定を促してくれます。

また、必須アミノ酸の1つであるフェニルアラニンは、神経伝達物質である「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」の材料となります。ドーパミンは幸福感や快感を、ノルアドレナリンは気分を高揚させてやる気を引き出す効果のある神経伝達物質です。

必須アミノ酸は、どれか一つに偏るのではなく、バランス良く摂取することが理想とされます。蜂の子は、全ての必須アミノ酸をバランス良く摂取できるため、うつ病の改善や予防に有効な健康食品なのです。

脳の働きを活発にするビタミンB群

蜂の子には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は「代謝のビタミン」とも呼ばれ、食物から摂取した糖質やタンパク質を代謝し、エネルギーに変えてくれるのです。脳のエネルギー源となるブドウ糖の生成にも関わるため、脳の働きを活発にしてくれます。

また、ビタミンB群には、脳神経の働きをサポートする効果も認められているため、うつ病の予防に有効です。

自律神経を整えるコリン

蜂の子には、コリンという栄養素が含まれています。コリンは神経伝達物質「アセチルコリン」のもととなる栄養素です。アセチルコリンは、視床下部に働きかけて自律神経の働きを正常に保つ効果があります。

自律神経は、私たちの体の体温調節・消化器官の働き・睡眠などの生理現象を正常に働かせている神経群です。長期間のストレスや緊張を受け続けると、徐々に自律神経の働きを悪化させてしまいます。うつ病患者の多くは自律神経の働きが弱まっているため、「自律神経の乱れがうつ病の入り口」ともいわれるのです。

蜂の子はストレスホルモンを減少させる

不安や緊張を感じると、「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。うつ病患者は、慢性的にコルチゾール値が高くなっていることが報告されているのです。

株式会社山田養蜂場の行った実験では、被験者60名を2グループに分け、「酵素分解した蜂の子入りカプセル」、「蜂の子を含まないカプセル」を12週間摂取させました。12週間後に血液検査をしたところ、蜂の子を飲んでいたグループは、そうでないグループに比べてコルチゾール値が低下していることが確認されたのです。蜂の子に含まれる豊富な栄養素が、神経伝達物質を正常に働かせ、ストレスを軽減させていることを示す結果だといえます。

まとめ

蜂の子は、世界各国で伝統的に食されてきました。栄養豊富でストレス軽減にも効果があるため、うつ病の予防・改善にもピッタリな健康食品といえます。

そのまま食べるのに抵抗のある方は、蜂の子の粉末を使用したサプリメントも充実していますので、ぜひ試してみてください。