蜂の子の栄養成分

ハチミツやローヤルゼリーなど、蜂の作り出す食品は私たちに大きな健康効果をもたらしてくれます。中でも「蜂の子」は、その見た目や栄養成分の豊富さでインパクトの強い食品です。ここでは、蜂の子にどのような栄養成分が含まれているのかを見ていきましょう。

蜂の子は栄養の宝庫

蜂の子とは、蜂の幼虫のことです。羽化するためには膨大なエネルギーを必要とするため、蜂の子には、炭水化物やタンパク質・ビタミン・ミネラルなど豊富な栄養成分が含まれています。

食物は頭からお尻まで、または根っこから葉っぱの先まで丸ごといただくのが理想とされます。こうすることで、生命体を維持するのに必要な栄養素をバランス良く摂取できるのです。その点、蜂の子は頭からお尻まで丸ごと食べられるため、栄養成分を偏りなく摂取することができます。

三大栄養素

蜂の子は、栄養成分の基本である三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)をバランス良く含んだ食品です。日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、蜂の子(缶詰)100g当たりに、炭水化物30.2g、脂質7.2g、タンパク質16.2gとされています。

ビタミンB群

ビタミンB群は「代謝のビタミン」とも呼ばれ、食物から摂った炭水化物・脂質・タンパク質をエネルギーとして効率よく代謝させる働きがあります。脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝に欠かせないため、集中力アップや疲労回復に効果を発揮するのです。

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ミネラル類

蜂の子には、多くのミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、マンガン、鉄分、銅、亜鉛)が含まれています。ミネラル類は、私たちのエネルギー産生や血液の生成など、さまざまな代謝活動を支えている栄養成分です。主に野菜や魚介類に多く含まれるため、加工食品中心の生活が浸透している現代では、慢性的なミネラル不足になっている方も少なくないと考えられています。

ミネラルの中でもカルシウムとマグネシウムは、神経の興奮を鎮めて心を穏やかにする効果があることから「天然の精神安定剤」とも呼ばれます。

また亜鉛は、聴覚の機能を正常に保つことから、耳鳴りの改善に有効だとされる栄養成分です。

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アミノ酸

蜂の子には、体内で合成できない9種類の必須アミノ酸を含む、21種類のアミノ酸が含まれています。アミノ酸とは、私たちの筋肉・皮膚・内臓を構成しているタンパク質のもととなる成分です。そのため、アミノ酸は「生命の源」とも呼ばれます。

アミノ酸には、私たちの肌を保湿する働きがあります。そのため、美肌にも欠かせない栄養成分であるといえるでしょう。

また、アミノ酸の中でもアルギニンやアスパラギン酸は、血行を良くして疲労回復に繋がるため、多くの栄養ドリンク剤に配合されている成分です。

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まとめ

蜂の子には、三大栄養素・ビタミン・ミネラル・アミノ酸という私たちにとって必要な栄養成分が幅広く含まれています。健康習慣として日々摂取することで、健康や美容で大きな効果が期待できるのです。

とはいえ、見た目は蜂の幼虫なので、そのまま食べるのに抵抗を覚える方も少なくありません。そんな方には、蜂の子を粉末状にしたものを用いたサプリメントも充実しているので、ぜひ試してみてくださいね。